しりと“り”
本日、ミリシタをプレイしていたところ、真壁から
といったメールが届きまして、
「お、こいつやりおるな」
と思ったので、今回はその理由も含めて、しりとりについて書いていきます。
そもそも、しりとりは勝敗を競うようなゲームではないとお考えの方もいるとは思いますが、私にとっては勝敗を競うに足る奥深いゲームだと考えております。
そして、しりとりは単純な語彙力を競う類のゲームでもないと考えます。
もちろん、語彙力の差が圧倒的な場合は、それだけで勝敗が決まりますが、それはもう違うレギュレーションで勝負しているようなものです。
MTGで例えるなら、スタンダードのデッキで、レガシーやヴィンテージのデッキと戦うようなものです。
それに、実際にそこまで圧倒的な語彙差があるような相手としりとりを行うような状況もまずないでしょう。
ですので、以下では、語彙力に圧倒的な差がない場合のしりとりの勝ち方を述べていきます。
しりとりで勝つために必要なのは、攻め続けることです。
しりとりに攻め?と思う方もいるかと思いますが、しりとりには攻めも守りも存在します。
攻守というとわかりにくいかもしれませんが、要するに、主導権を握っている側と握られている側です。
その主導権を握るために私が使う攻め方が“る攻め”です。
“る攻め”は、
マンドリル→ルビ→ビール→ルッコラ→ランドセル→累計→イスタンブール→……
といった具合に、ひたすら“る”を相手に回していく戦法です。
しりとらー瑞希も“る攻め”の使い手なのではないかと推測します。
別に、“る”以外の音でもかまわないのですが、おそらく、“る”が、一番一般的なのではないかと思います。
めだかボックスの鰐塚ちゃんも、るを回し続ければ勝てると言ってましたし。
この“る攻め”何が強いかというと、相手に“る”から始まる語だけで戦うことを、実質的に強要することができる点です。
こちらも、“る”で終わる語に縛られているように感じるかもしれませんが、ないならないで、自分に“る”が返ってこないようにさえすれば、別の語で小休止した後、また、“る”で返せばいいだけなので、使える語のバリエーション的には、おおむね有利といえるでしょう。
こういった、いやらしいしりとりをする人はそれほど多くないため、“る攻め”の対策を採っている人は、少数でしょうし、“る”周りの語をちょこっと予習しておけばさらにアドバンテージを広げることができます。(本当にそこまでするのかとかは言わない)
最初は無策で来た相手も、こちらの作戦に気がつき、必死に“る”を回し返そうとしてくるかもしれませんし、うっかり“る”で返されることもあるかもしれません。
そんな時役立つのが“る返し”です。
“る返し”は“ルール”のように、“る”で始まって、“る”で終わる語を用いて、“る”で攻めてきた相手に“る”を返す技です。
ルールだけでなく、ルーヴル、ルミノール、ルノアール、ルクソルなどなど結構たくさんあります。
この辺りの語を押さえておくと、“る攻め”ミラーマッチの際に大変役立つことでしょう。
実質、3記事目で、あまりゲームっぽくないゲームの記事を書くことになるとは思ってもみませんでしたが、この記事が皆様の楽しいしりとりライフの一助となれば幸いです。
*3人以上でのプレイでは、面子や席順などによる運の要素が大きくなるため、この記事では1対1の対戦を前提に書かせていただきました。
もし、複数戦における、戦い方、必勝法の類をご存知の方がいたら、教えてください。